令和4年ほのか(夏季境内ライトアップ)について
ほのか(夏季境内ライトアップ)について
ほのかな灯りと風の音風鈴の音色に想いを馳せる特別な時間。
夏の夜のこの時間が、祈りとともに美しい心を育む。
そんな、特別な時間になれば嬉しく思います。
〈ほのか(夏季境内ライトアップ)日時〉
7月~9月の間で計11日間開催 時間全て17:30から~20:30まで
7月16日(土)月結び同日 23日(土)夏祭り前夜祭同日 24日(日)夏祭り夜祭同日
8月 7日(日)七夕祭同日 10日(水)四万八千日祭同日 13日(土)かなで神事同日 14日(日) 15日(月)
9月10日(土)月結び同日 17日(土) 18日(日)
〈ほのか(夏季境内ライトアップ)限定朱印〉
ほのか(夏季境内ライトアップ)期間限定で言の葉の御朱印(夜)を頒布致します。
言の葉御朱印(夜)
言の葉(ことのは)御朱印
私たちが普段何気なく使っている言葉。
平安時代に編纂された古今和歌集には、こう綴られています。
「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」
(和歌は、人の心を種として、葉っぱのように生い茂っている言の葉である)
心を種として、葉が芽吹くのが言の葉。
遠い昔、私たちの先祖は、心の内を言の葉(言葉)にのせて和歌に記しました。
美しい心から、美しい言の葉がうまれる。
「明き清き直き心」を「言の葉」に。
明るく、清らかで、素直な心からうまれる言の葉はきっと、大切な人に届くはずです。
大切にしましょう、明るく清らかで素直な心を。
言の葉の御朱印は、日本の心を和歌に記したものです。
自分の心に迷いや不安が生じたとき、御朱印に綴られた言の葉があなたに少しの勇気を与えてくれることを願っています。
(夜の和歌)
-明き歌-
「御熊野の手火(たび)の明かりの心もち過ごして行かむふたり並び居」
(今宵の熊野大社を照らす松明の明かりのように、明るい心を持って暮らしていこう。二人仲良く並んで)
-清き歌-
「月夜よし鈴の音清し手をとりて熊野の杜に二人語らふ」
(月の明かりが素晴らしい。風鈴の音も清らかである。そんな熊野の杜で二人は手と手をとって語り合っている)
-直き歌-
「御熊野に二人ぬかづき語らひぬ直き思ひの御言貺(たば)らむ」
(熊野大社に参拝して語り合ったことです。あなたの素直なお言葉が欲しいものです)