夏のお祭り

熊野獅子祭り(例大祭)

毎年7月24日「夜祭」そして25日の「例大祭」は当社で年に一度の大祭です。
7月23日「祭初め」から始まり、7月26日「総社祭」まで4日間にわたり執り行われます。特製の行衣(きょうぎ)を着た勇壮な担ぎ手たちによる神輿渡御。伝統ある延年稚児舞(ちごまい)や子供達によるボンテンバヨイ。御獅子様は、担ぎ手たちによりこの日だけ姿をみせてくれます。

夏越大祓式

夏越大祓式

大祓(おおはらい)とは、6月30日、12月31日の年2回執り行う神事です。
人形(ひとがた)に罪・けがれをたくし、心も体も祓い清めて清々しく日常生活を送るための神事です。また、6月の大祓は体調を崩しやすい夏の時期を元気に過ごせるように祈る神事でもあります。

前夜祭

前夜祭

年に一度の大祭がはじまることを神様にお伝えします。神事は拝殿でおこなわれ、神職・氏子総代・獅子冠事務所・稚児のみでとりおこないます。前夜祭に先立って7月11日には鳥居に榊が取り付けられこの日から神職は潔斎を行います。

例大祭(獅子祭)

例大祭(獅子祭)

年間の祭典の中で最も重要、かつ荘厳な神事が執り行われます。正午過ぎからの子供神輿では、地元の子供らが担ぐ三体の御神輿が町内を回って神社へとお上がりします。夕方からは、前日に安置された御神輿と御獅子様が御旅所より再び神社へとお上がりするため、それぞれにその勇壮な姿を拝観することができます。

総社祭

総社祭

境内に鎮座される三十柱の神様すべてに無事に例大祭が終了したことをお伝えします。毎年総社祭が終了すると、「オミサカアライ」と呼ばれる雨が境内に降るといわれています。

七夕祭

七夕祭

この地域では、当社のご神体とされたお獅子様を各家庭でお祀りし、半年間の穢れを祓い心身ともに清らかになって残り半年を迎えるため、禊ぎ(みそぎ)の神事として七夕祭が執り行われてきました。近年では、各家庭のお獅子様を境内にお祀りし、古式にのっとり厳かに執り行われています。

四万八千日祭

四万八千日祭

境内で一番大きな摂社である幸神社のお祭りで、境内にろうそくの火を幻想的に灯し、神事は日の落ちた夜から執り行われます。この日お参りすると、四万八千日お参りしたしたご利益を授けられると言われております。