梛(なぎ)の葉
ハレの日に贈る、梛(なぎ)の葉
梛の葉が丈夫で切れないことから「男女の縁が切れないように」と、女性が鏡の裏に入れるという風習がありました。また夫婦で持っていると裏表のない夫婦でいられると信じられ、源頼朝と北条政子も一枚ずつ大切に持っていたと伝えれています。母親がお嫁にいく娘に持たせたという梛の葉。熊野大社の結婚式では新郎新婦様から、参列されたご友人の皆様に、この梛の葉をお守りとしてお配りいただきます。
梛の葉守り
結婚式にご参列の方に新郎新婦様から皆様との絆がさらに深まるよう、皆様にも素敵なご縁に恵まれますよう想いを込めてお渡しいただきます。
熊野大社と梛
梛は熊野速玉大社のご神木で、その葉を身につけることで魔よけとなり、熊野巡礼者たちの道中を守護してくれると信じられていました。当社でも結婚式や特別なお祝いの神事の時には梛の葉を用いて神事が執り行われます。